理想は、契約前です。住宅の施工状態をしっかりチェックし、不具合箇所があれば補修してもらってから”契約”という流れがベストです。
しかし、多くの依頼者は契約後に行われる内覧会(施主チェック)の1週間~10日程度前に依頼してくることが多いです。
契約後に実施する場合は、あらかじめ検査で指摘された不具合箇所を是正後、引渡し・入居という流れになるよう不動産会社や売主(ハウスメーカー)と打ち合わせをお勧めておいてください。
契約前に実施したいとお思いの場合、まずは買付依頼書(買付証明)を出し物件購入の交渉が一番目となる権利を得てから住宅診断を実施することをお勧めします。
万が一、住宅診断の結果が悪く、申し込みをキャンセルしてもキャンセル料は発生しません。仮に申し込み金を支払っていたとしても返金されます。
最近は聞きませんが、過去に契約前の住宅診断に難色を示し契約前のホームインスペクションを断わるという売主(ハウスメーカー)もいました。ただ多くの売主(ハウスメーカー)は、契約前でも契約後でもホームインスペクションを承諾しています。
どのタイミングであっても事前に不動産会社さんや売主(ハウスメーカー)に第三者による住宅診断をしたい旨を伝えおくことが重要です。まずはお話しするところからはじめてください。