今日の午前、お世話になっているハウスメーカーの愛知県碧南市の住宅現場で配筋検査を監督さんに実際やってもらいました。

今日は、去年10月から実施している勉強会の5回目で、実際勉強会で学んだことが身になり担当の現場でしっかりできているかのテストとなります。

私は、予定の時間より30分程前に現場に到着し、事前に検査を実施しダメな部分を予めチェックしました。

監督に与えた検査時間は30分です。しっかり検査してもらおうと思いましたが、大体10分程度で時間を持て余している状態です。

検査中の彼らの様子を見ていると何をチェックしたらいいのか分からない様でした。検査終了後話しをしていると、今日は現場で配筋検査の実施があることがわかっているのにろくにチェック項目のリストアップさえやっていないとのこと。

通常業務が忙しいのかどうかわかりませんが、それぐらいはしておくべきではないでしょうか?

第1回の勉強会で配筋についてレクチャーしましたが、彼らは聞いていただけ、勉強会での知識を生かせれていないんだなぁということがすぐわかり、少し残念な想いでした。

配筋検査では、図面どおりに施工されているかどうかはもちろんのこと、図面で記載されていない重要なチェック項目が4つあることを再度説明しました。

それは、

1.鉄筋のあき

2.かぶり

3.重ね継手

4.定着

机上ではなかなか理解できないことを現場で細かく説明することでより理解を深めていただけたと思います。検査時間と解説とでみっちり2時間時間を使いました。

最後に、配筋検査はそんな難しいものではないので、今日得た知識を担当現場で使ってくださいとお願いしました。彼らが現場監督の本当の仕事をしてもらわないと私は何をやっているのかわかりませんから。。。

2018年4月2日