床下や屋根裏に進入して行う建売住宅の総合診断をいつも行うと、3時間くらいで診断することができます。依頼者にとって3時間は少々長いように思えますが、1軒の住宅をくまなく見ようとするとどうしてもある程度の時間は必要です。
今日は、その総合診断を愛知県豊明市で実施してきました。その住宅ハウスメーカーは、エ○キホームさん。テレビCMもしているのでこの辺りではそこそこ名の知れたハウスメーカーです。
エ○キホームさんの住宅診断を行うとき、大変なことが2つあります。
一つ目は、床下点検口が3ヶ所もあるため、いちいち床下から室内に出てあちこち移動しなくてはいけないのです。床下の診断は、ツナギを着て床下に入ります。床下に入るとコンクリートの粉や木屑などがツナギに付着し汚れてしまいます。
よって、床下点検口から床下点検口い移動するときには室内を汚さないよう気を使います。それが2回ある訳なんで大変です。汚した時にはもちろん掃除はしているのでご安心ください。
二つ目は、床下に配管し過ぎなのです。床下の深さは45cm程度。配管が走っていると30cmくらいになってしまうため移動も楽ではありません。
そのため、上記2つの理由で通常3時間でできる診断も今回は4時間もかかってしまいました(-_-;)
診断終了後、エ○キホームの担当者に「床下点検口1ヶ所から床下内すべて見させて頂けると嬉しいです」とぼやいてしまいました(^^;
依頼者は、自分でも床下に入って状態を見てみたいと言っておみえでしたが、「非常に狭いので出れなくなってしまうかもしれませんょ(笑)」とお伝えして帰路に着きました。
2017年5月13日