今日の午前、名古屋市中区で最近CMでもおなじみの○ープンハウスの住宅診断を行いました。

今日の午前の天気予報は雨。外回りのインスペクションをする時に濡れてしまうと嫌だなぁと思っていましたが、幸いなことに現地に着くと雨が止みました。

昨年から、このハウスメーカーの建売住宅の診断依頼が増えてきています。名古屋に進出してきてどんどん建売住宅を建てているからかもしれません。

このハウスメーカーは都心部に建てることが多く、ほとんどの住宅は3階建て住宅となっています。名古屋市内の都心部は準防火地域であるため防火にかかわる不具合が一つ二つはあります。

今日の住宅では換気ダクトに防火被覆がされていないという不具合を指摘させてもらいました。

他の不具合はどれくらいあったかというといつもの半分くらいです。半分と言っても、どんな住宅でも平均20箇所の不具合がありますが同数程度です。

以前、このハウスメーカーの住宅を診断した時は、なんと50ヶ所以上の不具合箇所があり、それと比べると半分程度なので、一般的な住宅と言えるでしょう。

なぜ同じハウスメーカーなのにこれだけ出来映えが大きく変わってしまうのか?

それは、現場に入る職人の腕や、現場監督の資質が大きく影響していると思います。

診断後、簡易報告で依頼者にこう話しました。

「比較的、綺麗な仕事がされ精度よく建てられた印象をうけました。きっと監督さんの管理が良かったと思いますよ」と。

一緒に話しを聞いていた監督さんはまんざらでもない顔付だったことが印象的でした。建売住宅は、当たり外れがあるので細かくチェックすることをお勧めします。

2018年4月15日