今日は、愛知県常滑市で建売住宅の診断を行いました。
今回の依頼者(以下Oさん)とは、お問い合わせ時にメールで10回程度のやりとりをさせていただきました。今までメールでこんなに対応することがなかったのですが、依頼者が納得いくまでメールで詳しくお答えしたことが依頼につながったようでした。
Oさんから質問と私の回答を今回紹介させていただきます。
Q. 買い付け証明を記入してから、住宅診断を言ってみたら良いでしょうか?あと、難しいかもしれませんが、お値引き可能かということを、買い付け証明を書いてから聞こうと思っています。
それをもし、聞くとするならば、証明を書いて、値引き交渉、住宅診断、という流れが良いでしょうか?それとも、証明記入、住宅診断をしてから、値引き交渉の方がよろしいでしょうか?
A. 買付証明(申し込み)→ローン審査申し込み→契約日の設定→決済(引き渡し日)の設定
一般的にパワービルダーと呼ばれる売主は上記の流れが早い買主を好むとのことです。
値引き交渉・住宅診断をするタイミングは非常にデリケートな問題ですが、契約直前がベストです。契約の意思も見せないうちに値引きや住宅診断の話をしてしまうと、めんどくさい客だと思われてしまい、申し込みをしたとしても他の希望者を優先してしまう場合もあると聞きます。注意が必要です。
申し込み、ローン審査を通してから契約の直前までは、この物件を気に入っていて買う気まんまんのお客さんとしてふるまい、いざ契約となったとき、値引き交渉と住宅診断の実施について切り出した方がいいかもしれません。
仲介する不動産会社担当者に相談することをお勧めします。また不動産会社も自社で仲介したいと考えているので味方に付けましょう。
あと、その物件の状態(売れ残っている物件なのか早く売れそうな人気物件なのか)で値引き交渉や住宅診断を依頼をするタイミングも変わってくると思います。
上記のようなアドバイスを差し上げたのですが、依頼者のご主人が値引き交渉をするタイミングが早すぎたため結局値引きはかなわなかったそうです。
今日診断した住宅は売れ残っていた物件だったみたいでしたので、交渉のタイミングさえ間違わなければある程度値引きできたかもしれません。。
2018年5月12日