先日、5年前にインスペクションを行った尾張旭市のTさんから電話いただきました。外壁塗装工事の見積をして欲しいとのことで、本日午前11時に知り合いの塗装業者と一緒にTさん宅にお伺いいたしました。
外壁をみると塗装は5年前と比べるとやはり劣化が進行してきています。Tさんは築20年近くなってきたのでそろそろ塗り替えが必要だと思ったとのことです。
もしこの状態を放置しておけが劣化箇所が進行し雨漏りなどの被害が発生するかもしれません。よって定期的に住宅をメンテナンスすることが必要になってくる訳ですが、Tさんの様な意識の高い人は少ないので劣化が進行中の住宅が世の中には非常に多いのではないかと危惧しています。
中古住宅とはいえ、大金で購入しているのでやはり長く快適に住んでほしいと思うのですが、中古住宅を購入する人の多くは、メンテナンスの必要性を知らずして買っているケースが多いように思います。
やはり、不動産会社が中古住宅購入のデメリットではないですけど、定期的なメンテナンスの必要性を十分に話す必要があります。交渉時にメンテナンスの話しは一切なかったとインスペクション依頼者からよく聞くので、このことが大きな問題だと思ったのです。
もう少し、不動産会社で購入後の注意点についてもアドバイスできるような会社が増えてくるといいのにと思いました。
2017年9月18日