今日は、愛知県瀬戸市にフラット35の適合証明検査に行ってきました。この住宅に来るのは本日が2回目。1回目は事前検査ということで、不適合と思われ、補修しなければならない箇所を不動産会社担当者に伝えることが目的でした。
今回は、その不適合箇所が補修されなおかつフラット35の基準に適合しているかどうかの本検査です。事前検査では実施しなかった床のレベル調査や、給排水設備、換気設備のチェックを行います。
特に問題はなく検査には合格したのですが、浴室のシャワー水栓を使用してみるとホースとシャワーヘッドの取り合いから水が漏れてきます。
この状態のままでは使用するときには少々不快でしょうし、水が漏れているわけですから水道代もかさむ可能性があります。
フラット35では設備機器の老朽化(不具合)までは検査項目に含まれていませんので、こうした不具合は自分で現地確認のときチェックしなければなりません。
こうしたちょっとした不具合も購入後に発覚するとトラブルに発展する可能もあります。売主や不動産会社からの説明を鵜呑みにせず、住宅が現在どうのような状態であるかをしっかり把握することが中古住宅購入前には必要不可欠です。
自分では無理だと感じたら、建築関係に詳しい知り合いや知人を同席させチェックする、または私のような専門家に診断させるなどの対策をおこない慎重に購入検討をしてもらいたいと思います。
特に水廻りは老朽化が激しいので注意しなければなりませんょ。
2017年12月15日