今日は、昨日に引き続き午前は豊田市で竣工検査の立会い、午後は名古屋市千種区で内覧会同行のサービスとダブルヘッダーでした。
台風も近づいて来ていたため、雨の中でインスペクションをしなければならなく憂鬱な1日となりました。
午前の竣工検査では、現地に着いてまず思ったことが「完成していない!!」
玄関ポーチの床タイルが張られていなし、基礎の立上りのモルタル塗りが一部塗られていない。玄関扉の養生のダンボールもついたまま。
サッシから内部を覗くと、なんとまだ床に養生材が・・・
「えっ!今日できるの??」
そして、依頼者が現場に来て一緒に建物内に入ると、、、キッチンや洗面化粧台などの設備機器が設置されていないません。
依頼者は、すぐさま担当営業マンに噛みつきます。
「○○さん、これどういうこと!? 今日は検査を設定した日なのにこれはないでしょ」と。
私は心の中で「ごもっとも。」と。
このハウスメーカーはおそらく埼玉県から全国展開してきたローコストのハウスメーカーです。何件か建築中に検査を実施したことがあります。その時の第一印象は「いい加減なハウスメーカーだなぁ」でした。
今日も以前とかわらない印象です。
お客さんへの対応を見ていると「できないものはできない」って感じです。だったら最初からお客さんに「その日はまだ完成が約束できないので別の日で検査の設定をしていただけませんか?」ぐらい言えないのでしょうか?
このハウスメーカーには、「お客様第一」という概念がないように感じました。
結局、検査は中途半端な状態でも終了。依頼者から今日できなかった検査と検査で見つかった不具合箇所の再検査をして欲しいと言われました。再検査は、依頼者には余計な費用負担が発生します。
「○○設計さん、もっとしっかりしないと業界で生き残れないぞ」と心の中で一言苦言も。
依頼者同様ちょっとイライラした日となってしまいました。
2017年10月22日