築古の中古住宅では建物状態をしっかり把握することが重要です。そのためにホームインスペクションをお勧めしています。

ホームインスペクションは、現在の建物のコンディションが把握できます。購入後必要となる補修箇所やメンテナンス箇所がわかり、万が一診断により大きな瑕疵(例えば、継続していると思われる雨漏り、建物の傾斜、給排水管路の漏水など)が発見できれば購入を回避することもできます。建物にかかわるトラブル回避に大いに役立てることができると思います。

もし、築20年を超え、1981年6月以降の物件を検討されているのでしたら、かし保険検査も併せておススメします。現在国の事業によりインスペクション代5万円の補助金が交付されます。少々ハードルが高いですが保証を受けることができたり、住宅ローン減税等の税制優遇措置を受けることができます。1981年5月以前の建物は、基本保険に加入できませんので本物件に関してはお勧めできません。

またフラット35で借入をお考えている場合、フラット35適合証明書が必要となってきます。しかしこちらも1981年6月以降の建物でないとフラット35での借り入れは難しいです。