今年ももう終ろうとしているのに、今年初めて新築マンションの内覧会同行サービスに行ってきました。この地域ではマンションで検査サービスを利用する人が少ないかもしれませんし、弊社を選ばれる方が少ないのでしょう(^^;)。

マンション名は、名古屋市東区の「メガシティテラス」。なんと総戸数は553戸にもなるから大型マンションです。名前に「メガ」と付くのもうなずけます。

こうした大型マンションになると仕事が雑になる傾向があるため、今日は少し気を引き締めて検査に挑みました。

しかし、いつもは大なり小なり10~20箇所くらいの不具合箇所が見つかるのですが、今日はなんと「4ヶ所」と拍子抜け。非常に仕上がりが良いお部屋でした。

ひとつ不具合箇所を紹介すると、

建具のロック部が少しぐらつく事象です。普通に使っているといづれぐらつきが大きくなり外れてしまう可能性もあります。こうしたちょっとしたことでも依頼者に教えてあげようと思い検査をしています。

新築マンションの内覧会で私たちの様な専門家のチェックが必要かどうかという議論がありますが、それは住む人の考え方次第だと思います。

入居してから「これっておかしくない」と思い販売会社に連絡を入れ、見に来てもらう。そして販売会社から「これは入居されてからの問題じゃないですか?」とはぐらかされすったもんだする。

そんな状況に身を置きたくない人達が利用するサービスなのだと思います。

実際、新築マンションで検査をすると大きな不具合は多くなく、軽微なものばかり。新築マンションの内覧会同行サービスは、よく不動産屋さんに言われる”あら探し”になってしまいがちです。

しかし、いつも依頼者は安心され気持ちよく入居できそうだと喜んでおみえなので、私たちはしっかり検査し依頼者の想いに寄り添っていけばいいといつも考えています。

2017年12月19日