今、5月度のキャンペーンで断熱材の不具合がないかどうかを診断する「赤外線診断」を無料で提供しています。このキャンペーンをご利用されるのは建売住宅を購入する方が多いです。

今日は、愛知県一宮市で○○○建設さんが建てた新築住宅においてその赤外線診断を実施し、赤外線サーモグラフィはたくさんの断熱材の不具合を見つけたのでした。

屋根裏に入ると天井断熱材はきれいに設置されている様です。(下写真)

しかし、屋根裏を移動していくと、あるわあるわ設置不良箇所。(下写真)これは目視でも十分わかるレベル。

これは、大工さんはしっかり断熱材を設置しても後工事で入った電気業者さんが照明器具設置のあと直し忘れたというケースですね。

こうした不良箇所があると、屋根裏から熱の出入りが発生し、室内の温熱環境に大きな影響をあたえてしまいます。また室内の湿気が屋根裏に浸入し結露の原因にもなりかねません。

内覧会のときに、住宅診断を行い見つけることができれば放置させることなく、売主(ハウスメーカー)に是正依頼ができます。これが住宅診断のいいところなんですが、住宅診断をしないと気付かず一生そのままかもしれません。

屋根裏に入ったあと、確認で天井の赤外線診断を行うと、下の写真のように断熱材の不備は一目瞭然。赤い部分が周りの温度と比べるとおよそ2、3℃高くなっていることがわかります。

この住宅では屋根裏から目視ではわからなかった不具合箇所が赤外線診断により発見できたのです。

今回は無料でサービスを提供しましたが、通常15,000円で提供しています。少々コストはかかっても赤外線診断はやっておいた方がいいと改めて思った一日でした。

2017年5月14日