今日は、午前は愛知県岡崎市へ午後は名古屋市千種区は建売住宅のホームインスペクションインスペクションへ行ってきました。

1日で2件実施することがたまにありますが、1件目では時間を気にしながらやらなければならないので少々あせることがあります。時間を気にしていると見逃しなど発生しやすのでいつもより注意深く実施すること多いですね。

1件目は岡崎市の建売住宅です。

インスペクションは、外回り、室内、屋根裏、床下の順に進めることがほとんどです。そして一番最後に行う床下調査において手抜き工事を見かけることが度々あります。

この住宅の床下にはこんな手抜き工事がありました。

床下断熱材が充填していない箇所が床下点検口廻りで見つかりました。チョットのことですが、買主にとってはやはり大きな買い物なので、こうしたチョットした部分もしっかり施工しておいて欲しいと思うはずです。

職人さんには買う人の身になって施工していただきたいものです。この床下点検口廻りの断熱材未施工や忘れは結構な確率でありますので注意したいものです。

2件目は名古屋市千種区の建売住宅です。時間ギリギリの到着でした。

この住宅の床下ではこんな手抜き工事がありました。

排水管を金具で固定せず、配管の切れ端を配管と土間コンクリートの間に噛ませて支持させているという手抜きです。

この工事をした設備業者は、まさか購入者が検査人に住宅を検査させるとは思ってなかったのでしょう。あとから狭い床下にもぐって金具を後からつけることは大変な作業なりますよ。はじめから専用の金具で固定し配管が抜け落ちないような施工をお願いします。

この手抜き工事を見て、私の自宅でもこうした施工がありショックを受けたことを思い出しました。

特に床下は買主の人が入ることはまずありません。だから職人が手抜きをしてしまうのです。こうした手抜きはやはり現場監督が目を光らせておかないとなくなっていかないと思うのですが。。。

がんばれ!現場監督さん!!

2018年1月14日