今日は、愛知県豊田市で断熱検査を行ってきました。現場について思ったことが一つあります。

「なんてきれいな現場だ!!」

一流ハウスメーカーの現場は他社とは違うなぁと。整理整頓、整地がされており、職人さんが気持ちよく仕事ができる環境になっています。こうした環境づくりは、住宅の建築現場では非常に重要となってくる訳ですが、多くのハウスメーカーの現場は整理整頓が徹底されていないことが多く、住宅内に入るまでに様々な障害物を避けないと辿り着かない現場によく出会います。

ここまでするには、社員教育や下請け会社への教育が徹底されているからできるものと思います。以前このハウスメーカーの現場検査をさせて頂いたときも今日と同様にきれいな現場でした。

こうしたきれいな現場は、職人にきれいで丁寧な仕事をさせます。つまりハウスメーカーは、整理整頓を徹底させることができれば品質を向上させ住宅購入者に対し大きな安心感を与えることを知っているからできるのではないでしょうか。

特に中小のハウスメーカーは、目先の利益しか見ていないのでそこまで気が回りません。現場が非常に大きな広告になっていることにもs気付いていないのです。

これから住宅を建てようと考えているあなたがハウスメーカーを決めるときには、必ず現場見学を抜き打ちですることをおすすめします。

いついつにと予告しておくと、営業担当マンや現場監督が一生懸命現場をきれいにしてくれます。しかしそれは普段のそのハウスメーカ-の現場の姿ではありません。だから抜き打ちで行わなければ意味がないのです。

今、自宅の近くで一部上場企業の建売住宅の建設現場がありますが、今日行った現場とは比較にならない程ひどい状態でした。現場の職人もヘルメットを着用せず仕事をしていましたので会社のレベルが一見してわかってしまいます。

建築中、現場の状況を見れば、あなたが建てる住宅の品質や出来栄えは想像がついてしまいます。ぜひこのことを覚えておいて欲しいです。

2017年9月4日